Looking Back

旅と、日常と、韓国ドラマなど。振り返り。

韓国エッセイ本「怠けてるのではなく、充電中です。」を読みました。

本日、こちらの本が届いたので早速読みました。

あるブログで紹介されていて、少し前に知って気になって、買ってしまいました。本は好きですが(特に自己啓発やエッセイ)最近なかなか本を読む気になれなかったのと、どんどん増えてしまうので買うのを控えていたのですが、久しぶりに欲しい!と心から思った本でした。

「怠けてるのではなく、充電中です。」

人に迷惑をかけないように、 「普通の大人」でいるために、 気を張り詰めることに疲れたあなたへ。
何をしても面白くないし、すべてが面倒くさい。 心は憂鬱だけど、わざと明るいふりをして笑う。 何もしてないのに心だけ疲れてる。将来が不安で眠れない。
「私、どうしてこうなんだろう…?」 無気力、憂鬱、不安、面倒etc.  誰にもでも訪れる人生のスランプを克服する小さくても確実な私の心の充電法!

本の紹介より。

著者は、ダンシンクスネイルさん。

「死にたいけどトッポッキは食べたい」や「そのまま溢れて出てしまってもいいですか」、「一人でいたいけど寂しいのは嫌」など、多数の本のイラストを描かれている方のエッセイです。

韓国では、2019年2月20日に発売。生田美保さんにより翻訳され日本では2020年5月30日に発売されました!

時間でいうと1時間半かからないほどで、読み終えました。
文章もとっても読みやすく、共感の嵐でどんどん読み進めました。今の自分の心境にぴったりともいえる本でした。

イラストが可愛くて、添えられている言葉もわかるわかる、、っていうことばかりで、気持ちを代弁されているような。読んでいて心の奥にある暗さが少しずつ晴れていくような、そんな感覚でした。

日常で起こる、些細なことに目を向けてあることが読んでいて伝わります。それは、流れていくことかもしれないし、気にならない人もいれば気になって仕方がない人もいる。

私は人より敏感すぎて、小さなことが気になって、その違和感に対して気づかないふりをしたり。自分っておかしいんじゃないか?と思うことも何度もありました。 そこに目を背けてずっともやもやした気持ちでいるよりも、そんな自分に気付いて受け止めていくことが必要なのだと年々思うばかりでした。でもどこかいつも流れてしまっていて。
今回この本に出会えて、こうして文章や絵にして表現されることで、これはおかしいことではない、自然な感情なんだ、と思えたことで救われました。

具体的に言うと、ネガティブなところ、一部だけで人に判断されたくないところ、悲観的であることに慣れてしまっていること、人の目ばかり気にするところ、自分でいっぱいなところ、人と会うとエネルギーを消費しすぎるところ、、、。など。

この本で言われている全てが自分に当てはまるわけではありませんが、どうしてそう思うのか、どうしたら少しでも楽になれるのかということが、この本を読んでいるとイラストと文で説き解かれているようでした。

今、この本に出会えて本当よかった。心がほぐされていくようでした。 この本でイラストや文で書かれているように、私も私の感情から逃げないで向き合っていこうと思った!自分の場合は、認めて、向き合い理解していくことで少しでも気が楽になり救われるような気がしました。

本当に沁みる言葉がたくさんで、また違う日には違う所が響くかもしれない。
多分きっと、読んだ時の気分や状況によっても心に残る場所は変わってくるかなと思います。 そして、その都度読み返したいです。部分的にも読もう。

なんといってもイラストがわかりやすい。どんな人にも、きっと共感できるところがあると思う本です。

少しでも生きやすい世界、生きやすい社会になるといいなと思います。